「軽い気持ちで13の頃から‥」若者に広がる大麻 依存症の人が語るその怖さ 【大分】

TOSテレビ大分 ニュース【公式】
12 Sept 202305:03

Summary

TLDR大分市府内町にある依存症リハビリ施設「大分ダルク」は、薬物依存症に苦しむ20代から50代までの男女10人が社会復帰を目指して活動しています。施設では、毎日のミーティングが行われ、過去の過ちを共有し、受け止め合って治療を進めています。13歳から薬物を使用していたAさんは、1年前に入所し、依存症から回復を目指しています。薬物摘発は増加傾向にあり、特に若年層が多く、SNSの普及で入手が容易になっています。大分ダルクでは、季節のイベントを通じて利用者に新しい生き甲斐を見つけてもらうことを支援し、再使用した人に対しても受け入れ、排除しない姿勢でサポートを続けています。薬物依存症からの回復には時間がかかるが、大分ダルクはその過程を支え続けています。

Takeaways

  • 🏥 大分ダルクは約30年間、依存症のリハビリ施設として活動しており、20代から50代までの男女10人が社会復帰を目指してリハビリに参加しています。
  • 🗓️ ミーティングはリハビリテーションで欠かせない要素で、過去の過ちに向き合い、参加者全員が受け止め合って大切な時間を過ごします。
  • 👤 Aさんは13歳から薬物を使用し、1年ほど前に大分ダルクに入って人生をやり直そうとしています。
  • 📉 薬物摘発は増加傾向にあり、昨年1年間に106人の摘発があり、そのうち64人が大麻を使用していたとされています。
  • 👮‍♂️ 県警によると、大麻で摘発された人のうち約7割が10代から20代の若者です。
  • 📱 SNSの普及により、薬物が手軽に入手可能になり、過去は都市圏が中心でしたが、最近は地方でも薬物依存症が広がっています。
  • 👴 大分ダルクの施設長である藤川さんは、長年にわたって薬物依存に苦しんでおり、元の利用者です。
  • 🕰️ 薬物依存症からの回復には年単位の時間が必要なとされています。
  • 🎉 大分ダルクでは、季節のイベントを通じて利用者に新しい生きがいを見つけてもらうことを目指し、サポートを続けています。
  • 🤝 再使用してしまう利用者に対しても、受け入れや許しを提供し、排除するのではなく、回復を促す姿勢を大切にしています。
  • ⚠️ 大麻や覚醒剤などの薬物は手軽にSNSで入手できて危険性が高いため、そのリスクについて改めて認識し、注意が必要です。

Q & A

  • 大分ダルクはどのような施設ですか?

    -大分ダルクは、大分市府内町で約30年間続く依存症のリハビリ施設です。主に20代から50代までの男女が薬物依存症から社会復帰を目指して利用しています。

  • リハビリ施設で毎日行われるミーティングの目的は何ですか?

    -ミーティングは依存症の治療法の一つで、過去の過ちと向き合い、参加者全員がそれを受け止める大切な時間を提供します。

  • Aさんはどのような経歴を持っていますか?

    -Aさんは13歳から薬物を使用し、人生をやり直そうと1年ほど前にダルクの門を叩きました。

  • 県内での薬物摘発状況は去年どうでしたか?

    -去年1年間の摘発人数は106人で、そのうち大麻は64人で過去最多となりました。大麻で摘発された人のうちおよそ7割が10代20代の若者です。

  • SNSの普及によって薬物依存症にどのような影響がありますか?

    -SNSの普及によって、薬物が手軽に手に入ってしまう状況があり、その危険性について改めて認識する必要があります。

  • 藤川さんはどのような経歴を持っていますか?

    -藤川さんは大分ダルクの施設長で、長年薬物依存に苦しんでいました。また、ダルクの元利用者でもあります。

  • 薬物依存症からの回復にはどれくらいの時間がかかりますか?

    -薬物依存症からの回復には年単位の時間が必要なと言われています。

  • 大分ダルクではどのようにして利用者に新しい生きがいを見つけてもらうことをサポートしていますか?

    -大分ダルクでは、季節のイベントを楽しむなどして利用者に新しい生きがいを見つけてもらうことを目的にサポートを続けています。

  • 再使用してしまったりと言っているのはどのような状況ですか?

    -再使用してしまったりと言っているのは、一度薬物依存症から回復した者が、また薬物を使ってしまうという状況です。

  • 依存症の治療において、受け入れてあげるというアプローチの重要性は何ですか?

    -依存症の治療において、受け入れてあげるというアプローチは、回復過程で失敗を繰り返すことを許容し、排除するのではなく、その人を支えることが重要です。

  • 大麻や覚醒剤などの薬物が手軽に入手できる状況について、なぜ改めて認識する必要があるのか説明してください。

    -大麻や覚醒剤などの薬物が手軽に入手できる状況は、依存症のリスクを高める要因です。その危険性について改めて認識することで、予防措置を講じ、依存症を未然に防ぐことができます。

Outlines

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🏥 大分ダルクのリハビリ施設紹介

大分市府内町に30年間活動し続けている大分ダルクは、薬物依存症の治療とリハビリに力を入れている施設です。20代から50代までの男女10人が、社会復帰を目指してリハビリに参加しています。リハビリに欠かせないのは、毎日のミーティングで、過去の過ちに向き合い、全員がそれを受け止める大切な時間を過ごします。Aさんは13歳から薬物を使用し、1年前に大分ダルクに入所しました。薬物摘発は県内でも増加傾向にあり、昨年は106人の摘発が行われ、そのうち64人が大麻を使用していたとされています。また、摘発された人のうち7割が10代から20代の若者です。

Mindmap

Keywords

💡依存症

依存症とは、薬物やアルコール、ギャンブルなど特定の物事に心理的・身体的に依存し、日常生活に支障をきたす状態を指します。本動画では、薬物依存症に苦しむ人々が社会復帰を目指してリハビリ施設で治療を受けている様子が描かれています。

💡リハビリ施設

リハビリ施設とは、身体的な不自由や精神的な障害を抱える人々が、日常生活を再建するために利用する施設です。本動画では、大分ダルクという施設が薬物依存症の患者さんを支援し、社会復帰を目指して活動しています。

💡薬物依存

薬物依存とは、特定の薬物を必要以上に使用することで引き起こされる依存状態です。動画では、大麻や覚醒剤などの薬物を用いて依存症に陥っている人々が、リハビリ施設で治療を受けている様子が紹介されています。

💡社会復帰

社会復帰とは、依存症や犯罪などの理由で社会から離れた人々が、再び社会生活に復帰することを目指すプロセスです。動画では、20代から50代までの男女10人がリハビリ施設で社会復帰を目指していると述べられています。

💡ミーティング

ミーティングとは、集団で意見や情報を共有し、問題を解決する会合です。動画では、リハビリ施設で行われるミーティングが、依存症の治療法の一つとして、過去の過ちと向き合い、参加者全員がそれを受け止める大切な時間を提供していると説明されています。

💡薬物摘発

薬物摘発とは、違法薬物を所持していたり、薬物取締法に違反していたりした人々を警察が逮捕することを指します。動画では、県内での薬物による摘発が増加しており、特に大麻の摘発件数が過去最多となったと報告されています。

💡SNS

SNSとは、Social Networking Servicesの略で、ソーシャルメディアとも呼ばれ、人々がオンライン上でコミュニケーションを取るプラットフォームを指します。動画で述べられているように、SNSの普及で、薬物が手軽に入手できる状況が広がっていると危惧されています。

💡若者

若者とは、社会においてまだ経験が浅く、成長している段階の人々を指します。動画では、薬物摘発された人のうちおよそ7割が10代20代の若者であるとされており、若年層が薬物依存症のリスクにさらされている現状が示されています。

💡季節のイベント

季節のイベントとは、特定の季節に合わせて開催される行事や催しを指します。動画では、大分ダルクが利用者をサポートし、季節のイベントを楽しむなどして新たな生きがいを見つけてもらうことを目的にしていると述べられています。

💡施設長

施設長とは、医療機関や福祉施設などの組織の最高責任者を指します。動画では、大分ダルクの施設長である藤川さんが、長年薬物依存に苦しんでいた元利用者であり、依存症から回復し、現在は他の患者さんを支援していると紹介されています。

💡薬物

薬物とは、医療目的で使用される治療薬のほか、依存性を持つ違法薬物を含め、人間の身体や精神に影響を与える化学物质の総称です。動画では、薬物が依存症を引き起こし、社会問題になっている現状が触れられており、その危険性について改めて認識する必要があると強調されています。

Highlights

大分市府内町で30年にわたって続く依存症リハビリ施設、大分ダルクの紹介

20代から50代までの男女10人が薬物依存症から社会復帰を目指している

リハビリに欠かせない毎日のミーティングで過去の過ちと向き合い、受け止め合う

Aさんは13歳から薬物を使用し、1年ほど前に大分ダルクに入所

薬物による摘発が県内で増加し、去年は106人の摘発が行われた

大麻の摘発が64人で過去最多、そのうち7割が10代20代の若者

SNSの普及で薬物が手軽に入手可能になり、依存症のリスクが高まっている

大分ダルクの施設長は、長年薬物依存に苦しんでいた元利用者

薬物依存症からの回復には年単位の時間が必要とされており、季節のイベントを通じて新たな生きがいを見つけるサポートが行われている

再使用してしまう利用者に対しては受け入れと許しの姿勢が求められる

1回のハマりで抜け出すことが難しく、リハビリの継続的なサポートが必要とされている

大麻や覚醒剤などの薬物の怖さが裏返しにSNSで簡単に入手できる現実

薬物の危険性について改めて認識し、予防意識を高める必要性

依存症の治療法としてのミーティングは、過去の過ちを共有し、受け止め合う大切な場

薬物依存症の治療には、薬物から脱するためにも社会復帰を目指す必要がある

大分ダルクでは、リハビリ施設として、薬物依存症の患者をサポートし、社会復帰を促進している

薬物依存症の治療は、薬物への依存を克服するだけでなく、社会復帰に向けた支援も重要

大分ダルクの活動は、薬物依存症の患者が社会復帰を目指すための支援として、社会的な意義を持つ

Transcripts

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大分市府内町でおよそ30年続く

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依存症のリハビリ施設大分ダルクです

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大麻や覚醒剤といった

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薬物などの依存症に苦しむ20代から50

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代までの男女10人が社会復帰を目指して

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います

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リハビリで欠かせないのが

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毎日行われるミーティングです

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ミーティングは

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依存症の治療法の一つで

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過去の過ちと向き合い

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参加者全員がそれを受け止める大切な時間

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です

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[音楽]

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[音楽]

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まぁ少しぐらいならいいだろうっていう

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気持ちでこう若い

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頃ですねもう134ぐらいの頃から使い

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始めて

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それと同様にですねタイマー

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依存症からの回復を目指すAさんです13

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歳から薬物を使用し人生をやり直そうと1

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年ほど前にダルクの門を叩きました

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ところをたまたま最後だったっていうだけ

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で早いことに使ったから

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壊れるのも早かったっていうかやっぱり

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ブラックを甘く見てました

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薬物による摘発は県内でも増えています

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県警によりますと

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去年1年間の摘発人数は106人

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そのうち大麻は64人で

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過去最多となりました

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大麻で摘発された人のうちおよそ7割が

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10代20代の若者です

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これまで薬物事案の摘発は

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密売人が多く住む都市圏が中心でしたが

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SNSの普及で最近は県内でも手軽に手に

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入ってしまうと言います

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大分ダルクの利用者を10年近くサポート

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する

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施設長の藤川さんも長年薬物依存に苦しん

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だダルクの元利用者です

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僕も

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依存症

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薬物依存症で

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278年ぐらい苦しんで

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服役も2回ほど

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刑務所に行きました

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それでも自分が依存症だっていうことを

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気づかなくて使い続けていたんですけども

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大麻から始まってもうもっと強い薬物

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もっと楽しめる薬物に

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移行してしまって気づいた時にはこう抜け

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られないというかですね

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[音楽]

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薬物など

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依存症からの回復には年単位の時間が必要

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だと言います

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大分ダルクでは

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季節のイベントを楽しむなどして利用者に

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新たな生きがいを見つけてもらうことを

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目的にサポートを続けています

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再使用してしまったりとか

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してしまう利用者さんもおられますけども

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その時にやっぱりその

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受け入れてあげるというか

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許してあげるっていうか

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排除するのは簡単ですけども

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それでは少しその回復していくっていうの

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とはちょっと違うので

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やっぱり

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どうすることもできないことが特別

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依存症があるので1回やったらセンター

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やっても足りないって

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俺思っててだから最初の1回に手を出さ

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ないように今頑張ってるんですよ

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一度ハマってしまうと

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抜け出すことが難しい大麻や覚醒剤などの

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薬物

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その怖さとは裏腹に手軽にSNSで入手

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できてしまう現状があります

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その危険性について

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改めて認識することが必要です

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